Convair 990A Coronado AIR FRANCE

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みなさまこんにちは。すっかりご無沙汰しておりましたが、この度久々の更新です。ここ半年ばかり日の丸から離れておりますが、今回のネタはクラブテーマの「おフランス」2機目、コンベア990Aコロナドという、私の好きな失敗旅客機さんです。キットはおフランスのクソカンイ、F-RSINの物をチョイスし、テーマ通りにエールフランスで作りました。
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インストはこれ一枚です。パーツが少ないので何とかなりますが、割り切り加減が素晴らしいですね(笑)。
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ランナーも一枚物で、いくつかのパーツは既に外れておりました。安定の酷いモールドで、ランナーを見ただけで作るのを怖気付くというダメっぷりです。でも、私好みのレアな旅客機を作ってくれるありがたいメーカーではありますので、多少のことには目をつぶりましょう。
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それでは製作です。まずは胴体から貼り合わせますが、機首にオモリを入れとかないと尻餅をつくので14グラムのワームシンカー(釣具より流用)を仕込みます。合わせ目にはプラ板でベロを作っておくと補強になります。で、貼り合わせたら胴体の長さが左右で同寸だったので、まずは一安心。酷いのになると、左右で長さが違うという事もある「カンイ」の世界なので、ま、合格です。
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パーツも少ないので、ちょいちょいと仮組みしてみます。あちこちガタガタですが、このメーカーのキットとしてはスタンダードでしょう。主翼上の「スピードカプセル」と名付けられた4つの膨らみが、この機体の大きな特徴です。「速いが正義」言葉の下で、世界最高速旅客機を目指した当機ですが、高速を狙ったこのフェアリングが、思わぬ摩擦抵抗となり、はっきり言えばアイディア倒れに終わった様です。それでも改修を重ねて、何とか「最高速旅客機」との称号は得られたようですね。先行のコンベア880の評判の悪さから、諸性能は向上したもののセールス的には大失敗。僅か39機ばかりの生産で幕を下ろし、深刻な経営危機に陥った名門コンベア社は、旅客機から撤退、そしてゼネラル・ダイナミクスに吸収されてしまいました。
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ちなみにパーツを組んでいくと、これくらいの隙間や段差が次々に出て来ます。エッジもガタガタですね。そんな訳で、今回は久々にポリパテのお世話となりました。
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パーツに施されたスジボリもヌルヌルなので彫り直します。
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盛った削ったを繰り返し、一応形となりました。
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サフを吹き、あちこち修正したあとは塗装となりますが、今回のカラーは全身銀無垢。よって黒立ち上げとしました。黒で塗るとその特異な形状からか、軍用機っぽさがプンプンと香ります。旅客機とは思えません。
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次に銀を乗せていきます。今回使ったカラーは、ガイアの「EXシルバー」「スターブライトシルバー」「スターブライトジュラルミン」の3色です。中でも「スターブライトシルバー」は、初めての使用となりましたが、結構良い発色で、お気に入りとなりました。
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塗装が終わって乾燥したら、次は失敗が許されないデカール貼りの作業です。で、このデカールなんですが、通常通りパートごとに分割カットされてると思いきや、まるで自作プリントデカールみたいな一枚ベタものにて、最初それに気付かず危うくやり損なう所でした。テストショットのキットじゃあるまいし、いまどきこんなのもあるんだなと、思わず笑ってしまいました。「デカールの余白をトリミングして・・・」なんて騒ぎじゃありません。
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何とか無事にデカールを貼ることが出来まして、お次はクリア塗装です。ガイアのクリアを数層吹付け、デカールの保護と艶を加えて塗装は完了。次の研ぎ出しに備えて、ドライブース「コタツ」の中で強制乾燥させました。ここらあたりは一人暮らしの特権です(笑)。自宅じゃ絶対出来ません。コタツの中に有機溶剤の香りが充満しております。う~ん・・・健康的ですねぇ・・・・。
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で、写真が前後しますが、何も考えずクリア吹いてたら、遂には持ち手が無くなりこんな状態にもなりました。見事な3点姿勢です(・∀・)
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完全乾燥したら2000番のペーパーで水研ぎした後、コンパウンドの番手を上げて行き、磨きまくって塗装の全工程が終了となります。
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あとはあらかじめ作っておいた脚などの小物を付ければ、無事完成となりますが、磨いてる最中、尾翼がもげたり、エンジン部のパイロンが折れたりなど、「ぎゃー」と叫びたくなるアクシデントにも見舞われました。その度リカバリを致しますが、イマイチ上手く出来ず、完成の姿は破綻だらけです。やっぱF-RSINは難敵でした。
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全身銀無垢で、やはり軍用機っぽさが漂いますが、主翼上のスピードカプセルが良いアクセントになってます。実機は最大で137席ほどのキャパしか無く、現代で言えばB-737程度の規模ですが、4発ナローボディ機は、やっぱ素敵です。しかも失敗作ともなれば尚更です(笑)。
此度の完成品の出来栄えは、粗が山積されておりますが、これ以上は私の手には負えんので、例によってカンイならではの妥協の産物となりました。
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それでは今回はこの辺で失礼いたします。次こそは「日の丸」作ります。またお付き合いくださいませですm(_ _)m
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この記事へのコメント

2020年03月10日 21:07
oni殿、お世話になります。
今回もまたまた旅客機ですね。それもマニアックなキットで、私も知らないメーカー&機体です。最初拝見した時、メーカー名が「F-RSIN」で、え?レジンキットかいな!と思いましたが、良く見るとRの後にEがなくて、こう言うメーカーもあるんやと気付きました。これなんて読むんですかね。そのままじゃ私には読めない(^^;)
癖のあるキットのようですが、そう言うキット程、貴殿の手腕が冴え渡るのではないでしょうか? 銀ピカの機体、眩しく輝いていて、素晴らしいですね。お疲れ様でした。
oni
2020年03月11日 18:50
>0-senさん
こんにちは。コメントありがとうございます♪今年のクラブテーマが「おフランス」という事もあり、今回は旅客機の連作となりました。

このメーカーは、正しい読みは私も知りませんが、「エフ・レジン」って読んでます。元々はレジンキットメーカーみたいで、怪しげな旅客機が沢山ラインナップされております。プラのインジェクションも結構出しているのですが、はっきり言ってプラゴミみたいなキットばかりです(笑)。当キットも御多分に漏れず、主翼のパネルとか畝ってるのですが、面倒なのでそのまま組みましたが、目立つ部分だったので、いささか後悔しております。

実機は当時世界一速い旅客機にはなりましたが、セールス的には大失敗で、名門コンベア社は旅客機作りから撤退する事を余儀なくされました。スイス航空とかガルーダ航空とかが、日本線に乗り入れてたそうです。

次こそは日の丸の国産優良インジェクションを組みたく思っております。
はつたか
2020年03月11日 22:56
謹賀完成であります。
いや、こういう難物キットをキッチリ完成させるのは凄いですね。
ぼくらキットを見ただけでヘナヘナになりますが・・
塗装が綺麗だわ・・いや、眼福でした。
CV990は見た事ないです。
880は家の真上を飛んで、伊丹にアプローチして行きましたが。
喧しい飛行機でしたね。
他に米軍のグローブマスターやら海自のネプチューンやら・・懐かし。
oni
2020年03月12日 19:01
はつたかさん
こんにちは。コメントありがとうございますm(_ _)m

F-RSIN安定のプラゴミっ振りではありましたが、一応何とか形にする事だけはできました。でも、あちこちガタガタで、近くで見ると「だめだこりゃ」って感じです。もう少し丁寧に下地を仕上げないといけませんね。

私は880も990も見た事はありませんが、880はJALで使ってたので、日本では結構馴染み深いヒコーキだと思います。喧しいのはエンジンがF-104とかに搭載されたストレートジェット、J79の民生版なので、仕方がありませんね。単純に考えるとF104が4機まとめて飛んでいく構図になるので、そりゃうるさかっただろうと・・・。動画を見ると、排気の黒煙も凄いですね。

失敗旅客機は大好き(特に英国機)なので、また何かマイナーな物を作ろうと考えております。
2020年04月20日 08:37
ONI様
ご無沙汰しております。今回は旅客機ですね。尻込みするようなカンイでも形にする技術と気合に毎度感服です。
制作写真の途中にあった「ちんすこう」と「メビウス」が親近感を感じました。(笑)
こちらはコロナ禍で在宅勤務となり、娘の入学式もキャンセルとなりましたが、プラモデルにぼちぼち戻れております。
復帰一作目は初めての英国機、タミヤのヨンパチスピットⅠ型です。コーションデカールの途中まで来ました。

大変な状況ではありますが、この際プラモデルがもっと見直されて欲しいなあと思う今日この頃です。

コロナももちろんですが、ストレスも含めご自愛ください。
oni
2020年04月20日 17:19
>Sworsmanさん
こんにちは、ご無沙汰しております。此度もコメントありがとうございます。

今回は(も)当ブログでは不人気の旅客機さんとなりましたが、このメーカーのキットは実に出来が酷く、主翼のパーツとか、表面が波打ってるという恐ろしさです(笑)。形にするのが精一杯で、完成度に気を配るような余裕は全くありませんでした。ホントに酷い完成度です。

お嬢様の入学式は残念でしたね。お察しいたします。私のジナンボーはこの春から大学でしたが、件のコロナ騒ぎで入学式はキャンセル、授業も未だ始まっておらず、連休明けからオンライン授業がスタートするかな・・・ってトコです。早く収束するとイイですが、先行き不透明ですね。

さて私、4月より熊本に帰任となりまして、2年半振りに平常運転、地元でのモデリングを再開させました。帰任一作目は日の丸ですので、良かったらまたご覧下さい。

ちんすこうは職場での貰い物で、美味しく頂きました。メビウスは、ホントはやめなきゃならんのですが、一日ひと箱消費してしまいます。35年来の喫煙者ですが、最近肩身が狭いですね。今の世の中じゃ考えられませんが、駅のホームやヒコーキの中で吸えてた頃が懐かしいです。

コロナ災害で外出自粛の世相ですが、インドアの模型趣味を持っていて良かったな・・・とも思えます(笑)。これを期にプラモ再興・・・ってはならないでしょうねぇ。

復帰のスピットも楽しみですね。お互い頑張りませうです。