士の字へ

トニーの名を持つ有名な人を他に知らないので、今日は普通のタイトルです(笑)

このキットの大きなウイークポイントとして、ハセの1/48「飛燕Ⅰ型丁」と同じく、主翼パーツの上反角が全然足りないうえに、翼端が垂れ下がっている、という二重苦あります。まあ、飛燕も五式も全く同じ主翼のパーツなので、当たり前ではありますが・・・(^^)
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で、コレを修正しないと完成後が甚だ見苦しくなりますので、嫁さんのドライヤーを使用し、パーツが溶けない様に用心しながら、じわじわ修正していきます。角度については手持ちの図面に5°40’と書いてありましたので、おおむねその角度になるよう調整し、翼端の垂下がりを熱風を当てながら、上方に反らしつつ「ピン」と伸ばします。
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写真では判り辛いですが、左が修正後、右が修正前となります。
次に修正・組立済みの翼を取付けますが、上反角を増やしてるので、はめ込みが相当きつくなっております。ここで無理に取付けると、折角増やした上反角がまた不足になってしまうので、フィレット部を削ります。
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案配を見ながら主翼がスムーズに取付けられ、かつ上反角が不足にならぬように徐々に擦り合わせを行い、丁度良くなったら接着し、完全に乾燥するまでテープなどで支えておきます。
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以前同じキットを組んだとき、下面の翼と翼の間の胴体パーツ(名称がわからん)が合わず、隙間が出来てその修正に苦労しましたが、今回は何故だか、一発でほぼドンピシャリと決まってしまい、覚悟していただけにある意味唖然となりました(笑)謎です・・・。
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さて、次のウイークポイントです。コレについては感じ方に個人差が有ると思いますが、私としてはどうも凹モールドが全体的に浅すぎ、ダルイような気がします。スミイレ時に苦労しそうな気がするので、全体的に彫り直しました。
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道具は左からピンバイスに木綿針をかませた物、ハセのPカッター(エンクレーバー)、ケガキ針(スクライパー)、デザインナイフを場所に応じて使い分けます。あと、ラインのガイドにモデラーズのハイテクテープを使用しますが、適度な固さが有り、曲面やカーブにも上手く馴染んでくれるので重宝します。
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Pカッター(エンクレーバー)は2種類ありますが、左は刃先を少々丸く加工しており動翼などのラインが太めの所に使用します。右は製品そのままで、直線のパネルライン等、シャープなラインが欲しいところに使います。
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で、チマチマ彫り進んで行く訳ですが、大抵刃先ががあらぬ方向に走ったりして何箇所かは失敗します。これを低粘度の瞬間接着剤とペーパーでリカバリしてまた彫って・・・メンドーですねぇ(´・ω・`)
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これで機体の修正はおおむね終わりましたが、問題の上反角は、まあこんなもんかでよろしいかと。

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この記事へのコメント

ヤナピー
2007年05月30日 12:24
相変わらず迅速かつ、端正なお仕事されてますね~。
自分の、遅い汚い暑苦しい作業とは大違い、うらやましいと言うか、見習え!!今度oniさんのスジ彫りのあかでも煎じて飲ませてください。あべさんのも飲まなきゃでした。
 当方の飛燕ですが、やばい事になってます、完全に下地処理のミスです、特に水平尾翼に無数の傷があり塗装するまで気付かず、処理したらリベット消えるし、やり直すしかなさそうですが、おおいたんまで一ヶ月きってるし、斑点悶絶病が待ってるし、このままいっちゃうか~。
とてもじゃないけど、今の状態は画像アップすると、しばらくお待ち下さい。の画面に変わると思われます。
もう少し落ち着いたら、いずこかに、またアップさせていただきます。
oni
2007年05月30日 13:26
ヤナピーさん
いやいや、私は性格がテキトーなので結構ヤッツケ仕事が多いです(汗)「ま、いっか」の連発ですよ(^^)特にスジボリはラインがヨレてしまう事が多々有り、「見なかったことにしよう」であります(汗)そういうわけで凹モールドが浅いキットや昔の凸モールドはキライです(´・ω・`)

飛燕は中々もだえてらっしゃるみたいですね。下地処理に失敗すると後々影響してくるので困りますよね~。
やり直してるとモールドが消えたり、リベットが消えたり、それをまた彫り直したりと・・・無限地獄でございます。
落ち着いたらアップして下さいね(^^)楽しみにしておりますよ~。


きらら
2007年06月01日 10:53
上反角と聞くと、体がほてってどうしようもなくなっちゃう私です(ちょっとHな表現をしてみました
飛燕と五式戦は同じ形の翼なんですか?? 上反角を修正すると今度は胴体との問題が発生するのが、いやーん♪な感じですね(笑
スジ彫りの彫りなおしは、みなさん脱線するんですね、よかった。私だけかと思った。
彫ったときの深さも、均一にしないと、深いところと浅いところがあるとおかしいですよね。はぁー、めんどくさ。

長崎プラモクレージーの展示会にはいかれますか?
私は行きます、もしお会いできたらうれしいです。
oni
2007年06月01日 22:17
きららさん
そういえばきららさんも先日、上反角で悩んでらっしゃいましたね(^^)それにしても今日のコメントは、刺激的で、あらぬ妄想をかきたてられました私です(笑)

静岡以来体調を崩されたみたいですが、大丈夫ですか?お見舞い申し上げます。

五式戦は、簡単に言えば飛燕のⅡ型の実用に程遠い液冷エンジンを信頼性の有る空冷に換装したもので、翼はⅠ型丁と同じ物です。空冷化のため機首が太くなった事により、飛燕独特のスマートさは失われましたが、実用性は抜群になり、陸軍の白眉、最優秀戦闘機と言われるまでになりました。ま、数は全然足りませんでしたけど。

スジボリ、やっぱり皆さんヨレちゃうみたいですね。でも、脱線した瞬間ほどイヤに生るもんはありませんね^^;

長崎は勤務の都合がどうしてもつかず、残念ですが行けません。夏の熊本でお待ち致しております(^^♪またお会いしたいですね。

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