日の丸ヒコーキ製作工房

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zoom RSS 不格好ナンバーワン 紫電一一型甲

<<   作成日時 : 2013/02/04 23:32   >>

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みなさまこんにちわ。ここ暫く鳴りを潜めて?いましたが、今回は数有る日の丸大戦、戦闘機の中でも、その不細工不格好さでは右に出るモノ無し、と思える「紫電」でございます。
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皆様ご承知のとおり、殆ど活躍の場が無かった水上戦闘機「強風」。それを、言わば安直に陸上機化した未完成戦闘機「紫電」。そして海軍航空隊に最後の華を咲かせた(イタチの最後っ屁の感も有り)「紫電改」へと続く、いわゆる川西三兄弟の中の一機ですが、この「紫電」というヒコーキ、未完成感がありありと現れており、それが変な魅力となっております。まぁ、日の丸付いてなきゃ作らんとは思いますが・・・・(笑)
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それでは早速制作です。例によってコクピットからやっつけますが、「雷電」並みに太い早退の割には開口部は狭いです。作り込んでも殆ど何も見えないので、丸メカのイラストやらを眺めつつ、テキトーにやっつけます。
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で、あっという間に胴体が出来ますが、いきなりやる気を削ぐ様な胴体側面形状ではございますね。
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翼付けても、やっぱカッチョ悪いです。はぁ・・・(溜息)
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さて、今回。記録に挑戦致しました。「何日で全面鋲打ちが出来るか?」でございます。我ながら「アホだな」とは思いますが・・・・。
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やはりヨンパチ図面が有ると便利で良いです。
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仕事の連休を利用して、ただひたすら家族も顧みず打ちまくったら、正味2日で終わりました。しかし精神衛生上は非常に良くありませんねぇ(苦笑)打ち終わった後の、その虚脱感は物凄いモノが有りました。こんな馬鹿な真似はもう止めようと、固く心に誓うのでしたと。ついでに言えば、記録は達成しましたが、作業がいい加減になりがちです。
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機体を「士の字」にして「奇跡の小直径2,000馬力級エンジン」と言われた、「誉」を付けてみます。折角の小直径エンジンなのに、「強風」譲りの太い機体を絞る努力をていない(絞ったのはカウリング先端のみ、これが原因でオーバーヒートに悩まされる事になる)ので何ともアンバランスな感じがします。まあ、「誉」自体も相当に無理をして作ったエンジンなので、職人芸的製造技術と、高い整備能力を必要とします。結果論ですが戦時の大量産には向いてるとは思えませんが・・・・。陳腐な使い古された言葉で言えば「時計の様に精密なエンジン」なんですね、これが。また、試製「紫電」の頃は「誉」もまだまだ未完にて、不具合頻発。試飛行の際は「紫電」の実験やってんだか「誉」の実験やってんだか判らないような、言わば「泥船的」様相を呈しておりました。この部分だけを考えてみても、「紫電」の苦難の道が容易に想像出来るのですよね。また、「零戦」の余りの高性能に盲信しちゃい、後継機を育てなかった、海軍の「奢り・怠慢」も「紫電」に苦難の道を歩ませます。要は、未完ながらも「他に代わる機体が無いから・・・」という泥縄状態での量産命令です。薄幸の名エンジン「誉発動機」もいざ量産に移ってみれば、そもそもの国力と基礎工業力の低さ、そして当時のエンジン生産には欠かせない、熟練工の絶対的不足から、粗製乱造気味。その性能は軒並みカタログデータを下回っておりまして、そしてその稼働率は一部を除いて、目を覆うばかりものでありました。

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次は「紫電」の最大のウィークポイントの一つである、その複雑怪奇な「おみ足」です。二段式引き込み、と言う発想は良いものの、アイディアに技術が付いて行けなかったと思われる、実に複雑な構造です。俗に「ガラスの脚」と言われる所以ですね。折損事故は、改修を重ねるモノ、最後まで弱点として付きまといます。まあ、模型的にはゴチャゴチャしてて、面白いのではありますが・・・・。
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ま、こんな感じで、それなりの雰囲気は出たんじゃないかと・・・・。しかしあくまで「テキトー」なので相違点が有りましたらご容赦下さいませね。
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次は4本の20_銃身。銃身先端の「ラッパ形状」は、今回真鍮パイプに爪楊枝でヒートプレスをしたものを付けて表現してみました。これだと、先端がプラなので、ドクロマークが付いた、デンジャラスな強酸性液体による黒染めは出来なくなりますが、今回は形状重視と致しました。
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さて、後の行程は端折りまして、次は塗装編です。下面の基本色はクレオスの「スーパーファインシルバー」。一瓶600円の高級品です(笑)。この塗料、隠ぺい力が強い上に、塗膜も強固。また、非常に発色が綺麗なので、実に重宝致します。ただ、大戦末期の日の丸無塗装「銀」にはテカリ過ぎですけどね・・・。まあ、ココは後でトーンを落とすので、このまま行きます。パネルやエルロンの質の違いを他の銀を使ってマスクしながら塗装します。結構メンドーな工程ではありますが、「無塗装ジュラ地肌」を表現するには避けられぬ道ではございます。
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それでは一気に上面まで進めましょう。
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ややグラデーションをかけておりますが、やり過ぎると非常に「あざとく」なりますので、控え目に行います。
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これで基本の塗装は完了ですが、ちょっとリベットが目立ちすぎですね。この鋲跡表現の塩梅が難しく、毎回反省を強いられます。しかも全然上達しねぇの(・∀・)

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それでは一気に完成まで。装備部隊については、そもそも「紫電」については、約1000機も作っておきながら、コレと言った活躍話も聞かないので、今回は本土防空の最後の精鋭部隊、「源田の剣 343空」装備機としてみました。実際343空で使ってますしね。343空の紫電の機番は、全くもって判らんのですが、今回双葉社の「紫電改DVD」の中に一一型が出てくるシーンが有り、その機番が「C 343-64」でありまして、ちょいと拝借させていただきました。
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それではこれより完成画像です。毎度毎度、お付き合いありがとうございました♪
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「ガラスの脚」・・・・。こんな感じかな?出来損ないのサイボーグみたいだゾ(苦笑)ま、私の技量の限界ですね。
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しかしまあ、どの角度から見ても「不格好」な事で・・・・。何処かカッチョエエラインは?と探すも、ほぼ有りません。
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↑この角度だと、少しは、いわゆる日本機離れした「猛々しさ」を感じられるかな・・・・?ガラスの脚が邪魔ですが・・・(笑)他のラインから見ると、やはり寸詰まりの「ちんちくりん」なんですよねぇ・・・。そこがこの機体の、ある意味魅力なのかも知れませんが。
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裏面をちょこっと・・・・。リベット痕が目立ち過ぎ・・・・。中々思った通りになってくれません(泣)
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それでは「紫電」のマイナーチェンジ、つか、ほぼフルチェンジと言っても過言ではない「紫電改」と並べてみます。
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胴体形状、垂直尾翼、主翼配置など、かなりリファインされておりますが、「紫電」の野暮ったさはまだまだ払拭されておりません。特に主翼のフィレット処理が、まだまだパッと致しません。
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これにて「紫電」と「紫電改」の鋲打ちバージョンは終わりました。つーことは、やっぱ「強風」のフルリベットもやらなきゃならんでしょうねぇ・・・・。困ったモンだ(笑)
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それでは、また。

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