日の丸ヒコーキ製作工房

アクセスカウンタ

zoom RSS 二式単座戦闘機「鍾馗」T型増加試作機 独立飛行第47中隊

<<   作成日時 : 2013/01/10 20:54   >>

面白い ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

長ったらしいタイトルで相済みませんが、まずは皆様、謹賀新年でございます。今年もどうぞ宜しく日の丸にお付き合いくださいませ<(_ _)>
画像

さて、お題はハセより先般限定で販売された「鍾馗T型増加試作機」です。サンニでT型が出てたので、ヨンパチでも、独特の脚カバー等、レジンパーツ付けて出ないかな?と思ってたら出してくれました。嬉しい限りですねぇ・・・。
画像

それでは早速作りましょう。しかしまあ、前作「隼」と比べ、随分小さい翼でございます。機動性より高速性を重視した設計が良く判ります。ただ、操縦は難しく就役当初は「500時間以上の飛行時間が無いと乗れない」とか、離着陸速度がやたらと速く「殺人機」などと呼ばれておりましたが、その特性を掴んで手の内に入れれば、その高速性、突っ込みの良さ、射撃時の機体の坐りの良さなどという長所も有りまして、パイロットの好き嫌いがはっきり分かれる機体です。正直97戦や隼の格闘機動性に慣れた老練パイロットからは敬遠されがちだったらしいですが、若い連中には割と好評だったとか・・・。詳しくは「世傑」や「丸メカ」など、ちゃんとした書物をお読みくださいませ(笑)
画像

画像

鍾馗の機内については、未だ不明な部分が多いのですが、「丸メカ」のイラスト見ながら、例によってテキトーにやっつけます。機内色はキットのインストによると54番カーキグリーンを指定してありますが、前回作った「隼」とほぼ同じ時期に作られた機体、という事も有り、あえて透明淡青、要は「青竹色」と致しました。間違ってたらゴメンナサイね。
画像

まあ、いずれにせよ「中島」得意の狭いコクピットなので、完成後はご覧の通り、殆ど見えません。
画像

さて、このキットの最大のウイークポイント。上翼エルロン部のライン位置が間違ってモールドされております。約3ミリ弱程、翼舷を狭くする必要があります。ココを修正すると、エルロンの作動ヒンジ部も作り直さなきゃならんので、結構な手間ではあります。ちなみにサンニの鍾馗さまはちゃんとした位置にモールドされております。
画像

で、今回作ってるヨンパチキットは元々U型のモノなので、他の所も修正する必要があります。インストでは↑の様に書いてありますが、はっきり言って「難儀」します(苦笑)「切り取って下さい」と簡単に書いてありますが、排気管出口部分の切り取り(削り取り)修正は、リュータが無いと、かなり厳しいと思われます。いや、マジで・・・・。
画像

他にもインストに書いてない、細々とした修正個所は有りますが、キリがないので、私がやったのは「非常脱出扉」↑のラインの変更くらいです。
画像

画像

後は例によって写経です。ヨンパチ図面が有ると、位置取りが楽で良いです。図面が正しいとすれば、結構複雑なリベットラインにて、結構難儀致しました。総鋲数は「隼」の方が多いかも知れませんが(数えてないので知らん)、手間は同じくらいかかりましたと・・・・。
画像

画像

以上の様な状態で24年は暮れました。

閑話休題。平成24年の制作機を並べてみました。何だかんだで結構な数作ってますね(笑)
画像

殆ど日の丸ばかりですが、旅客機も2機ほど・・・・。
画像

旅客機は細かい事無視の「ツンツルテカテカ」が好みです。言うなれば、航空会社のカウンターに置いてあるような「デスクトップモデル」ですね。
画像

それでは年も明けたので、塗装です。サフ吹いてる間に小物も作ります。
画像

中島製空冷エンジン独特の、正面から見て2本ずつ出たプラグコードですが、このエンジン(ハ41)は14気筒なので28本。18気筒の「誉」になると36本。万が一「銀河」がヨンパチで出たら「誉」の双発なので72本ですか・・・。考えただけで吐き気がしますね(笑)四発エンジンの「連山」なら144本。まあ、ヨンパチ「連山」は絶対出ないと思うので大丈夫でしょう(・∀・)
画像

で、せっかく生やしたプラグコードも、このエンジンには正面に環状冷却器が付くので↓の様に「まったく」見えませんわよと。
画像


画像

話が前後しましたが、この機体、インストの指定によると機体上面は43番ウッドブラウンとなってます。これについてはその色目がちょっと???てな気がしたので、もう少し濃い色合いと致しました。実機ではかなり「ムラ」に塗られていた、という事で、41番レッドブラウンをベースに、彩度を変えた物を3種ほど用意して吹いて行きました。しかしその加減が中々難しく、何とも言えぬ汚らしい(苦笑)色あいとなってしまいましたわよと。言うなれば「不健康な人のウンコ」ってな感じです(爆)
画像

実機については、作戦地域であるマレー方面の土色迷彩を施したが、実際行ってみたら茶色味が強すぎて違ってたという、洒落にもならない逸話が有りますが、実際どんな色だったんでしょうね?遺された写真からははっきりした色目は判りませんが、結構彩度明度は低そうです。
画像

さて、T型最大の特徴である「直角に曲がった変な脚カバー」はレジンパーツとして付属してます。どう考えてもフツーの分割式の方が、機械的にも作動的にも簡単だと思うのですが、設計者の意図が解りません(笑)知人の話によると、ロスケのポリカルポフ、I-16がこんな形状だそうでありまして、鹵獲したポリ公の影響じゃないか、という事でした。成程、それだと合点がいきます。しかしやはり問題が有ったのか、ほどなくフツーの分割式脚カバーとなりました。
画像

画像

画像

それでは完成です。お年始モデリングとしては、結構遺恨が残る出来(色)となってしまいましたが、収拾がつかなくなると困るので、ここら辺でやめておきます。お付き合いありがとうございました。
画像

画像

画像

画像

画像

それにしてもホントに頭でっかちで、不格好な機体ではございます。
画像

画像

↑このアングルで見ると不格好さが一際目立ちます。「迫力が有る」とも言えない事は有りませんが・・・。勿論好き嫌いは人それぞれです。
画像

今回は小細工として、「デフォのパーツではちょっと・・・・」という出来の着陸灯とそのカバーを自作。翼の「ホ-103 1式12..7_機関砲」を去年大量に作っておいた真鍮パイプの組み合わせを付けてみました。
画像

画像

同じような目的、処性能である海軍さんの「雷電」と並べてみます。設計者のセンス、或いは思想の違いが見て取れます。「鍾馗」はエンジン直後から、ギュッと絞った形体ですが、対照的に「雷電」は紡錘形。空力的には結局どっちもどっちだったらしく、やはり設計思想の違い、というトコロですかね。
画像

画像

画像

ただ「雷電」はエンジンに延長軸を付けたため、その振動解消に辛酸を舐める事になり、他諸々の事情も重なって、実用化が大幅に遅れてしまいます。その点「鍾馗」は一応は17年から実戦配備されてるので、用兵側の不定見が無かったら、それなりに強力なインターセプターとなっていた事でしょう。ただ、火力の点では「雷電」の主装備である20_4門に対して、かなり見劣りします。陸軍の20_航空機銃(ホ5)の実用化の遅れが痛かったです。T型の「ハ41」U型の「ハ109」両エンジンとも故障が多かったらしいですので、結局のところ「雷電」と大同小異、と言ったら言い過ぎですかね・・・・?
画像

個人的には「雷電」の紡錘形スタイルが好いております。頭でっかちの「鍾馗」は、ん〜・・・・・?ってな感じです。日の丸付いてなきゃ多分作りません(笑)
画像

画像

画像

画像

画像

アップ画像はちょっとキツイな・・・(汗)それでは今回はこれで終わりでございます。また2月くらいにお会い致しましょう。













JR小海線 ハイブリッドDC・キハE200(Blu-ray Disc)
ビコム株式会社

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by JR小海線 ハイブリッドDC・キハE200(Blu-ray Disc) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル






スターリングエンジン
学研

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by スターリングエンジン の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
面白い 面白い
驚いた
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
画像
二式単座戦闘機「鍾馗」T型増加試作機 独立飛行第47中隊 日の丸ヒコーキ製作工房/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる